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カトリーヌ・アルレーと小さな翼

 

アルレーの「わらの女」上演のいきさつ 

〇1997/11『わらの女』

小さな翼は1997年11月にカトリーヌ・アルレーの推理サスペンス「わらの女」を上演しました。
実は1995年頃、彼女の他の作品を翻案上演しようと許可の申請を願い出たところ、

アルレー女史本人より「わらの女」を上演しないかとフランス語の台本が送られてきました。
それは小説を作者自身が戯曲に書き換えたものでした。
在日フランス人のドミニク・ローホさんに訳していただき、スムーズな台詞にする為に数回の手直しの末、出来上がりました。
「わらの女」の舞台化はフランス著作権協会によると日本初演とのことでした。
ちなみに、舞台の「わらの女」は小説とは違う、あっと驚く結末になっています。
2000年11月、三百人劇場でカトリーヌ・アルレーの推理サスペンス『私は泣かない』を上演。

 

〇「泣くなメルフィー」を翻案上演 

カトリーヌ・アルレーの第2弾として、演劇集団小さな翼では

2000年11月に三百人劇場で『私は泣かない』を翻案上演しました。
・・・あらすじ・・・
16歳も年下の男と結婚した妻は、夫に愛人ができたことを知った。
しかもその二人は彼女の財産を狙って、ひそかに殺害の計画を立てている。
この事実を知った妻は逆に巧妙きわまる完全犯罪を立案して反撃に転じる・・・
 (創元推理文庫版 安堂信也訳より)

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